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Saturday, August 3, 2013

BIND9 ジャーナルファイルの消し方



rdnc sync -clean


ISC BIND9

ISC BIND 9.9.3-P2 ESV を Windows 8 にインストールしてみた。



3点ほど非常に苦労したので記録しておく。



1.ファイアウォールの設定


外部からのDNS Query 問い合わせ用に

ファイアウォールに穴(ポート:53)を開ける必要があるのだが

プログラムあるいはサービスに ISC named を指定しても穴が開かない。

どうも他のサービスと関係があるようで、次の画面の設定にしたら穴が開いた。





とりあえず、全部のサービス!ということ。

これで、他ホストからの dig コマンドがタイムアウトせず一瞬のうちに答えを返すようになった。


2.DNS Client の GPO設定

ネットワークアダプタの設定で

Register this connection's address in DNS

にチェックを入れても何かのエラーで更新がうまくいかない






上の画像でマイクロソフトはBINDのせいにしているけど・・・


下記のグループポリシー を設定 (Enabledとなっているところ) したら

なんの問題もなく DDNS の UPDATE が成功した。




* Dynamic update                           Enabled
* Update top level zones                Enabled
* Register PTR record                    Register only if A record registration succeeds


もちろん、AレコードとPTRレコードの両方が更新されジャーナルファイルも出来ました。



named.conf の設定は



zone "aspies" IN {
 type master;
 file "aspies.zone.txt";
 allow-transfer { localzones; };
 allow-update { localzones; };
};


zone "1.168.192.in-addr.arpa" IN {
 type master;
 file "1.168.192.in-addr.arpa.zone.txt";
 allow-transfer { localzones; };
 allow-update { 192.168.1.0/24; };
};



うふふふふ、 トップレベルドメインが aspies って わかる人いないよねw


3.リンクーローカルアドレスは登録されない

Windows の DNS client の仕様なんだろうけど fe80::/64 は登録してくれないです。

fc00::/7 にしたら登録してくれました

ったく、家の中でしか使わないのに